【保存版】大阪市北区で子育てするなら? 保育園・学校・家賃補助・公園を徹底ガイド〈2025年版〉

「都心×子育て」が両立しやすい珍しいエリア

大阪駅・梅田を中心に高度に発展した北区ビジネス街というイメージが強い一方で、行政サポート・教育環境・公園面積 は大阪市内でも上位クラスです。

筆者(北区在住7年・3歳児子育て中)は、実際の保活・通園・公園利用を経験してきました。本記事では、その一次情報と公的統計を合わせて、北区での子育て環境を総まとめします。

1|北区が子育て世帯に選ばれる4つの理由

  1. 保育施設の密度

    • 認可保育所+小規模保育+こども園 = 計 59 施設(2025.4 区公式)

  2. 待機児童“ほぼゼロ”を 5 年連続

    • 2024 年 4 月時点:待機児童 3 名 → 大阪 24 区で最少

  3. 18 歳まで医療費 1 回 500 円上限

    • 大阪市こども医療費助成 + 北区独自の入院補助あり

  4. 都心とは思えぬ公園面積

    • 区内公園総面積 53.4 ha(大阪市統計) → 1 人あたり 7.9 ㎡で市平均 6.3 ㎡を上回る

2|保育園・幼稚園マップと待機児童データ

2‑1 保育施設分布(筆者作成マップ)

  • 中崎町・天満・大淀中に集中

  • 南森町エリアは認定こども園が多く、0 歳枠はやや狭め

出典:大阪市子育て支援課「保育所等一覧 2025 年4月版」

2‑2 待機児童の推移(2019→2024)

年度 待機児童数
2019 48
2020 17
2021 5
2022 0
2023 2
2024 3

2022 年にゼロ達成後は「ほぼゼロ」で推移。0 歳入園を確実にするなら 4〜6 月の見学・10 月申請 が目安です(筆者経験)。


3|エリア別「空き状況」と保活実体験

中崎町・茶屋町周辺

  • 人気度:高。共働き世帯+徒歩通勤層が集中

  • 0 歳枠は抽選倍率 2~3倍(2024 年度)

  • 筆者メモ:空きが出る 4 月入園より「途中入園 10~12 月」が意外に穴場

天満・扇町

  • 認可小規模が多く 1~2 歳枠はやや余裕

  • 天神橋筋商店街そばの園は送迎が徒歩で完結しやすい

中津・大淀中

  • 新築マンション増で児童数増加傾向

  • 阪急沿線ユーザーに人気。1 歳枠はやや激戦

南森町

  • オフィス街隣接ゆえ定員は少なめ、こども園中心

  • 0~1 歳枠は兄弟加点がないと厳しい

4|学区と学力指標

小学校 学区エリア 2024 全国学力テスト平均点(算数/国語)
豊崎小 中津・豊崎 75 / 78
中大江小 南森町東 77 / 80
扇町小 天満・扇町 72 / 76
加納小 中崎町 74 / 77
  • 市平均:70/72 → 北区は全校が上回る

  • 通学距離は 1 km 前後。自転車通学禁止なので徒歩圏が前提

5|週末に行ける子連れ公園・施設 5 選

 

 

  1. 扇町公園…大型すべり台+水遊びゾーン。駅近でも芝生広々

  2. 中之島公園バラ園…ベビーカーOKの舗装路、授乳室は中央公会堂 B1

  3. 靱公園(区境)…噴水前カフェでテイクアウトランチ可

  4. キッズプラザ大阪…雨の日の最強室内スポット。入館1歳未満無料

  5. グランフロントおさんぽガーデン…人工芝&木陰ベンチ、駅直結

6|家賃補助・医療費助成など行政サポート

制度 内容 申請先
大阪市住み替え家賃補助 18 歳以下の子 2 人以上+転入で最大月 10,000 円を 24 か月 市住宅政策課
こども医療費助成 外来・入院 18 歳年度末まで 1 回 500 円上限 区保健福祉センター
私立幼稚園就園奨励 所得階層別に年 60,000〜308,000 円 各園経由申請

7|筆者が感じた「北区子育て」リアルコスト

項目 月額 備考
家賃 1LDK(中崎町) 109,000 円 管理費込
認可保育料 17,600 円 所得階層 B
食費(大人2+幼児) 38,000 円 外食・スーパー比率=3:7
娯楽・教育費 8,000 円 絵本・英語教室ほか

合計:約 17.3 万円/月
梅田徒歩圏の利便性を考えると、想定より抑えられていると感じます。

まとめ|北区なら「都市機能 × 子育て快適」が成立する

  • 保育:待機児童ほぼゼロ、園選びの自由度が高い

  • 教育:学力テスト平均点が市平均を上回る全校

  • 公園:都心とは思えぬ面積とアクセス

  • 行政支援:医療費と家賃補助で家計をサポート

結論:通勤の時短と、子どもの成長環境を両立したいファミリーには、北区が最適解の一つ

引越し・住み替えを検討中の方は、実際に平日と休日に街を歩き、
保育園・スーパー・公園の動線を体感してみることを強くおすすめします。
“都市の利便性と子どもの笑顔” を同時に得られる街が、きっと見えてくるはずです(^^♪

本記事は筆者の現地取材(2025 年 4 月)と公開統計資料をもとに作成しています。数値は年度や制度改正により変動する場合があります。

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