【交通事故ニュース】東海北陸道 飛騨トンネルでトラック故障により通行止め 渋滞状況と解除見込みは?(2025年8月6日速報)

交通事故速報:東海北陸道 飛騨トンネル(下り)でトラック立ち往生、通行止め発生

2025年8月6日(水)の早朝、岐阜県と富山県を結ぶ大動脈、東海北陸自動車道の飛騨トンネル(下り・富山方面)内で、大型トラック1台が故障により立ち往生する事案が発生しました。この影響で、NEXCO中日本は午前6時半過ぎから、東海北陸道の飛騨清見IC(インターチェンジ)から白川郷IC間の下り線で通行止めを実施しています。この事故によるけが人情報は入っていませんが、現場周辺では深刻な渋滞が発生しており、復旧作業が急がれています。この記事では、最新の交通事故ニュースとして、現場の詳しい状況や交通規制、今後の見通しについて速報でお伝えします。

事故発生の詳細状況

事故現場は、岐阜県飛騨市河合町から大野郡白川村にまたがる東海北陸道の「飛騨トンネル」の下り線(富山方面)です。飛騨トンネルは全長約10.7kmと、国内の道路トンネルとしては2番目の長さを誇ります。発生時刻は午前6時過ぎとみられ、通勤や物流で交通量が増え始める時間帯でした。

SNS上の情報によれば、立ち往生の原因は大型トラックのタイヤのバーストである可能性が指摘されています。早朝の時間帯であり、天候に大きな問題はなかったものの、長いトンネル内での突然の車両トラブルは、後続車に大きな影響を与えました。現場は片側2車線ですが、故障したトラックが車線を塞ぐ形となり、後続の車両が完全に動けない状態になりました。

目撃者証言と現場の様子

事故発生直後から、現場に居合わせたドライバーたちによってSNS上に次々と現場の様子が投稿されました。あるドライバーは「飛騨トンネル内、故障車が立往生してて渋滞・停滞中。前後のインターチェンジは通行止めにされたようで後続車も対向車も来ない」と投稿し、トンネル内に閉じ込められた緊迫した状況を伝えています。また、「2台前のトラックがバーストで立ち往生」といった具体的な原因に言及する投稿もあり、突然の出来事に騒然となった現場の様子がうかがえます。

投稿された写真や動画からは、ハザードランプを点灯させたトラックが停車し、その後ろに長い車列ができている様子が確認できます。ドライバーたちは車内で復旧を待つことを余儀なくされており、不安な時間を過ごしているものとみられます。このようなトンネル内での長時間の停車は、二次的な事故を引き起こす危険性もあり、予断を許さない状況が続きました。

警察による初動対応と調査の進捗

通行止めの情報を受け、岐阜県警の高速道路交通警察隊およびNEXCO中日本の交通管理隊が直ちに現場へ急行しました。まずは後続車両の安全を確保するため、発炎筒や矢印板を設置し、交通規制を開始しました。同時に、通行止め区間の手前にある飛騨清見ICで、全車両を高速道路から降ろす措置が取られています。

警察とNEXCO中日本は、故障したトラックの運転手から事情を聞くとともに、車両の詳しい状況を確認しています。タイヤのバーストが原因とみられていますが、なぜバーストに至ったのか、積荷の状態なども含めて慎重に原因調査が進められる見込みです。現在は、大型レッカー車を手配し、故障車両をトンネル外へ移動させる作業の準備が進められています。しかし、大型トラックの移動は時間を要するため、通行止め解除までにはまだ時間がかかる可能性があります。

交通規制・渋滞状況と迂回ルート案内

この車両トラブルの影響で、2025年8月6日午前10時現在、以下の区間で通行止めが継続しています。

  • 通行止め区間:東海北陸自動車道 下り線(富山方面) 飛騨清見IC → 白川郷IC

この通行止めにより、飛騨清見ICを先頭に渋滞が発生しています。お盆の帰省ラッシュを前にした時期でもあり、物流関係のトラックだけでなく、観光へ向かう一般車両も多く、影響は広範囲に及んでいます。上り線(岐阜方面)については通常通り通行可能ですが、現場付近では速度を落として走行するよう注意が呼びかけられています。

【迂回ルートのご案内】
東海北陸道を利用して富山方面へ向かう予定の方は、飛騨清見ICで高速を降り、国道158号線を経由して白川郷方面へ向かうルートが考えられます。ただし、多くの車両が迂回路に集中するため、国道158号線でも普段以上の混雑が予想されます。時間に余裕を持って行動するとともに、出発前に必ず最新の道路交通情報を確認するようにしてください。

過去の類似事故と比較

東海北陸道の飛騨トンネルは、その長さゆえに過去にも何度か事故やトラブルによる通行止めが発生しています。特に冬場は、路面凍結によるスリップ事故や、それに伴う多重事故のリスクが高い区間として知られています。また、数年前にはトンネル内で車両火災が発生し、長時間の通行止めとなった事例もありました。

トンネル内での事故や故障は、閉鎖された空間であるため、消火・救助活動が困難になりやすく、避難にも時間がかかります。今回のケースは車両故障でしたが、一歩間違えれば大事故につながりかねない危険性をはらんでいます。このような過去の事例からも、トンネルを走行する際の心構えと、事前の車両点検の重要性が改めて浮き彫りになります。

交通安全への注意喚起

今回の立ち往生の原因がタイヤのバーストであった場合、これはドライバーによる日常点検で防げた可能性があります。高速道路を走行する前には、以下の点検を習慣づけることが、ご自身の安全だけでなく、他のドライバーの安全を守ることにもつながります。

  • タイヤの空気圧チェック:空気圧が適正でないと、タイヤの変形が大きくなり、バーストの危険性が高まります。
  • タイヤの溝の深さ確認:溝が浅くなっていると、スリップしやすくなるだけでなく、タイヤの耐久性も低下します。
  • タイヤ側面の傷やひび割れの確認:縁石に乗り上げた際などにできた傷が、バーストの原因になることがあります。

また、万が一トンネル内で車両が故障してしまった場合は、パニックにならず、ハザードランプを点灯させて後続車に異常を知らせ、可能な限り安全な場所(路肩や非常駐車帯)に停車させてください。そして、車内に留まらず、必ずガードレールの外など安全な場所に避難してから、非常電話や自身の携帯電話で通報することが重要です。

まとめと今後の続報について

今回は、2025年8月6日早朝に東海北陸自動車道の飛騨トンネルで発生した、大型トラックの故障による通行止めに関する交通事故ニュースをお伝えしました。長いトンネル内での車両トラブルは、大規模な交通渋滞を引き起こし、多くのドライバーに影響を与えます。日頃からの車両点検がいかに重要であるかを再認識させられる事案と言えるでしょう。

NEXCO中日本によれば、現在も懸命な復旧作業が続けられています。通行止めの解除時刻についてはまだ発表されていませんが、新しい情報が入り次第、この記事で更新してお伝えしていく予定です。東海北陸道をご利用予定の方は、引き続き最新の交通情報にご注意ください。


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