2026年度後期のNHK連続テレビ小説『ブラッサム』で、藤原大祐(ふじわら たいゆ)さんが葉野家の末っ子・葉野英男役を演じます。主人公・葉野珠(石橋静河さん)の弟にあたる役で、朝ドラ出演はこれが初めてです。
俳優として学生役を数多く演じてきた藤原さんですが、では本人はどんな学生だったのか。出身高校はどこなのか。この記事では、公表されている情報と、公表されていない情報を切り分けてまとめます。
Contents
藤原大祐さんの出身高校は公表されていない
先に結論をお伝えします。藤原大祐さんの出身高校は公表されていません。校名を示す公式発表も報道も、確認できませんでした。
公表されているのは「いつ高校生だったか」という時期だけです。
時期 / 内容
2020年2月14日 / 「16歳の高校1年生。」と紹介される(Sparkle 舞台俳優インタビューマガジン)
2020年3月9日 / 「春から高校2年生。」と記載(モデルプレス)
生年月日から / 2003年10月5日生まれのため、2019年4月入学・2022年3月卒業に相当
学校生活について語ったインタビューは複数ありますが、そのどれでも校名には触れていません。10代の頃から一貫して、学校名は明かさない姿勢を取っているようです。
「青山学院」説はどこから来たのか
ネットで検索すると「青山学院中等部から高等部、そして青山学院大学」という説が数多く出てきます。この出どころを調べました。
結論から言うと、この説を載せているサイトは確認できた範囲で8件あり、すべて個人ブログやまとめサイトでした。しかも興味深いことに、そのほとんどが記事の中で「公表されていません」「そういう噂があります」と自ら留保しています。つまり、どのサイトも断定はしていないのです。
校名を示す公式発表、事務所のコメント、報道記事は見つかりませんでした。したがってこの記事でも、青山学院だとも、青山学院ではないとも書きません。現時点で言えるのは「校名を裏づけるものが見当たらない」ということだけです。
大学へは進学している|ただし校名・学部は非公表
高校卒業後の進路については、本人が語っています。
2022年3月27日に開かれた初カレンダーの発売記念イベントで、藤原さんはその春から大学へ進学することに触れ、こう話しました。
「これからはもっと仕事に集中して、藤原大祐旋風を巻き起こせるように、新しいことにもチャレンジしていきたい」(中日スポーツ・2022年3月27日)
大学へ進学したという事実は確定しています。ただし、大学名も学部も公表されていません。中学校名についても同様に、公表された情報はありませんでした。
中学・高校時代はどんな生徒だったのか
校名は分かりませんが、当時の様子は本人がかなり率直に語っています。
まず、芸能界に入るきっかけになった中学3年生の頃について。
「中学3年生くらいで急に身長が伸びたタイミングでよくスカウトを受けるようになりました。いただいた名刺が数十枚集まり、コレクションしていたんです」(シネマトゥデイ・2025年2月4日)
スカウトの名刺をコレクションしていた中学生。そして高校時代の自己評価が、これです。
「アホみたいな学生でした。スピーカーを持って騒いでいるような奴で」(同)
モテたのかどうかも聞かれています。
「全然モテないです!こんなキャラなので、クラスではお笑い芸人みたいな感じなんです」(モデルプレス「20の質問」・2020年3月13日)
後年、学生時代を振り返ってこうも語っています。
「僕は学校内恋愛をしなかった人生だったんで、したらよかったなと思いました」(マイナビ 学生の窓口・2025年2月7日公開)
数々のドラマで恋愛する高校生を演じてきた俳優が、自分の高校生活については「お笑い芸人みたいな感じ」。このギャップは、なかなか面白いところです。
「ハーフ」と言われる理由|英語力の背景と名前の由来
藤原大祐さんについては「ハーフではないか」「帰国子女ではないか」という検索も多くあります。
こちらも調べましたが、ハーフや帰国子女であるとする公式発表や報道は確認できませんでした。同時に、本人がそれを否定した発言も見当たりません。したがって国籍や出自については「公表されていない」というのが正確なところです。
そうした印象を生んでいる要因として、確認できたことが2つあります。
ひとつは、海外経験があることです。オーストラリアでのホームステイと、ロサンゼルスでの約1か月の滞在について本人が語っています。
「僕はロサンゼルスに一ヶ月くらい行っていました。夏休みのあいだにひとりでぽっと行って、大学の寮に入って。人生で一番楽しかった時間です」(マイナビ 学生の窓口・2023年10月17日)
高校生が夏休みにひとりでLAへ渡り、大学の寮に入る。行動力が普通ではありません。ただしこれは短期の滞在であって、海外に住んでいた経歴ではありません。
もうひとつは、名前です。「たいゆ」という珍しい響きは、ご両親が「外国の方も呼びやすいように」という想いを込めて付けたものだと、本人がインタビューで明かしています(モデルプレス・2020年3月9日)。
海外経験と、国際的な響きの名前。この2つが「ハーフでは?」という連想につながっているのかもしれません。
朝ドラ『ブラッサム』では葉野家の末っ子・英男役
2026年秋にスタートする連続テレビ小説『ブラッサム』が、藤原さんにとって初めての朝ドラです。
項目 / 内容
作品 / 連続テレビ小説『ブラッサム』(第115作)
放送 / 2026年度後期(2026年秋)放送開始予定・NHK総合ほか
主演 / 石橋静河(葉野珠 役)
題材 / 作家・宇野千代さんをモデルにしたオリジナル作品(原作なし)
作 / 櫻井剛、小松與志子
主題歌 / YOASOBI
藤原大祐の役 / 葉野英男(主人公・珠の弟/葉野家の次男・四きょうだいの末っ子)
出演が発表されたのは2026年6月18日。主人公のきょうだい役として、日向亘さん(葉野守/長男)、伊東蒼さん(葉野俊子/次女)と同時に解禁されました。
藤原さんのコメントが、少し面白いんです。
「珠の弟で、四兄弟の末っ子。英男を演じさせていただきます。藤原大祐です。NHKの夜ドラ『柚木さんちの四兄弟。』では長男の役どころだったので四兄弟に何かと縁を感じています。末っ子らしく。天真爛漫に。葉野家を楽しみたいと思います。『ブラッサム』に携われることを誇りに。精一杯、頑張ります!」
2024年の夜ドラ『柚木さんちの四兄弟。』では四兄弟の長男・柚木隼を演じて主演を務めました。今回は四きょうだいの末っ子。本人が「四兄弟に何かと縁を感じています」と言うのも納得です。
ちなみに藤原さん、実生活では一人っ子です。
「一人っ子です!」(モデルプレス「20の質問」・2020年3月13日)
長男も末っ子も演じてきた俳優が、実際にはきょうだいがいない。役者というのは、そういうものなのでしょう。
物語の舞台は明治30年生まれの葉野珠が、女学校を出て代用教員となり、解雇されて上京し、小説の懸賞応募から作家の道を開いていくというもの。大正から昭和にかけての激動を描きます。晩年の珠は加賀まりこさんが演じます。
2歳半のピアノから覆面アーティスト「TiU」へ
藤原大祐さんを語るうえで外せないのが、音楽活動です。
始まりは2歳半でした。
「もともと2歳半からクラシックピアノをやっていて、10歳のときにジャズピアノに切り替えたんですけど、ずっとピアノは続けていて」(THE FIRST TIMES・2023年10月11日)
そして2023年、藤原さんは「TiU」という覆面アーティストとしてメジャーデビューします。正体を明かさないまま音源を出すという、俳優としては珍しい形でのスタートでした。その理由を、本人はこう説明しています。
「役者というフィルターを通してほしくなかった。音だけで1回勝負したかったっていうことがいちばん大きかったですね」(同)
「最初に僕が『10代のうちにデビューしたい』っていうことを強く願ってて」(同)
正体が藤原大祐であることが公表されたのは、2023年10月4日。メジャー1st EP『SHOW TiME』の発売日で、この日は20歳の誕生日の前日——つまり10代最後の日でした。「10代のうちにデビューしたい」という願いを、ぎりぎりで叶えた形です。
2024年5月5日には「TiU」名義から本名名義での活動へ移行し、同年10月2日には1stフルアルバム『pocket beats』をリリースしています。
芸能界入りのきっかけは1枚の写真だった
中学生の頃にスカウトの名刺を数十枚集めていた藤原さんですが、実際に事務所に入った経緯は、スカウトとは別のところにありました。
きっかけは、ご両親が知人に見せていた1枚の写真です。その写真がアミューズの関係者に渡り、呼ばれて行ってみたら、その場所がオーディション会場だったといいます。演技をしたのは、そのときが生まれて初めてでした(モデルプレス・2020年3月9日)。
自分から目指したわけでも、街でスカウトされたわけでもない。写真1枚が勝手に道を作っていた、という始まり方です。
2019年にCM『栄光ゼミナール』でデビューし、テレビドラマ初出演は2020年3月6日放送の『女子高生の無駄づかい』最終話。配信ドラマ初出演は同年3月8日配信開始の『中3、冬、逃亡中。』で、井野翔太役を演じました。
なお、街でのスカウト経験については、こんな話も残しています。
「片道で4回(スカウト)されました(笑)」(モデルプレス・2020年3月9日/原宿・竹下通りについて)
藤原大祐さんのプロフィールと主な出演作
項目 / 内容
名前 / 藤原大祐(ふじわら たいゆ)
生年月日 / 2003年10月5日
出身地 / 東京都
身長 / 177cm
所属 / アミューズ(2019年〜)
特技 / 歌、ダンス、ジャズピアノ
(アミューズ公式プロフィールほか)
現在のアミューズ公式プロフィールに記載があるのは、生年月日・出身地・身長と「2019年より芸能活動を開始。」という一文、そして出演作リストのみです。学歴の記載はありません。
主な出演作は次のとおりです。
ドラマ / 役名
柚木さんちの四兄弟。 / 柚木隼(主演)
恋する母たち / 石渡研
推しの王子様 / 藤井蓮
おとなりに銀河 / 古牧京吾
純愛ディソナンス / 村上晴翔
忍者に結婚は難しい / 宇良豹馬
リビングの松永さん / 北条凌
転職の魔王様 / 犬飼翔
ちはやふる-めぐり- / 折江懸心
伝説の頭 翔 / 佐々木聖人
透明な夜に駆ける君と、目に見えない恋をした。 / 空野かける(主演)
映画 / 役名
愛のまなざしを / 滝沢祐樹(映画初出演)
モエカレはオレンジ色 / 三鷹柊人
追想ジャーニー / 文也(映画初主演)
俺ではない炎上 / 住吉初羽馬
大きな玉ねぎの下で / 堤虎太郎
キリコのタクト〜YELL〜 / 北村翔(2026年10月2日公開予定)
CMは栄光ゼミナール、洋服の青山「AOYAMANIA」、ロッテ「クーリッシュ」、AOKI「ORIHICA」などに出演しています。
直近の映画『俺ではない炎上』については、役についてこう語っていました。
「他責思考が強く、常に『自分は悪くない』という若者ですが、その考えがどう変わっていくのかぜひ見てほしいです」
「僕自身は自責思考が強いのですが、初羽馬を演じて、無意識に他責にしてしまう部分はないか考えさせられました」(いずれも美的.com・2025年9月26日)
まとめ
藤原大祐さんの出身高校は公表されていません。中学校名も大学名も同様です。分かっているのは、2019年4月に高校へ入学し2022年3月に卒業したという時期と、その春から大学へ進学したという事実だけです。ネット上の「青山学院」説は、確認した限りすべて個人ブログが出どころで、裏づけとなる発表や報道は見つかりませんでした。
「ハーフ」と言われる背景には、オーストラリアとロサンゼルスでの海外経験、そして「外国の方も呼びやすいように」と両親が付けた名前があるようですが、出自そのものは公表されていません。
2026年秋からは、朝ドラ『ブラッサム』で葉野家の末っ子・英男を演じます。実生活では一人っ子、夜ドラでは四兄弟の長男、そして朝ドラでは四きょうだいの末っ子。「末っ子らしく。天真爛漫に」というコメントどおりの英男が見られそうです。










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