伊東蒼の高校はどこ?学歴と11歳から積み上げた受賞歴、朝ドラ『ブラッサム』

2026年9月28日にスタートする連続テレビ小説『ブラッサム』で、伊東蒼(いとう あおい)さんが葉野俊子役を演じます。主人公・葉野珠(石橋静河さん)の妹にあたる役です。

伊東さんは11歳で映画祭の新人女優賞を受賞し、20歳になった現在は助演女優賞を立て続けに獲得している俳優です。そんな伊東さんについて「高校はどこ?」という検索が多くあります。この記事では、学歴について公表されている範囲と、これまでの歩みをまとめます。

伊東蒼さんの出身高校は公表されていない

先に結論をお伝えします。伊東蒼さんの出身高校は公表されていません。中学校についても同様です。

所属事務所であるユマニテの公式プロフィールに記載されているのは、生年月日・出身地・身長だけで、学歴の欄そのものがありません。本人の発信や信頼できる報道にも、校名は見当たりませんでした。

ネット上には具体的な校名を挙げている記事がありますが、調べてみると状況はやや混乱しています。ある記事は高校を「明治学院高等学校」とし、別の記事は「大阪女学院」を挙げています。つまり上位に並ぶ記事どうしで答えが割れているのです。しかもどちらも根拠は示されておらず、「といわれています」「有力だと言われています」という書き方にとどまっています。

そうした事情から、この記事では校名を書きません。現時点で確かなのは「公表されていない」ということだけです。

伊東蒼さんのプロフィール

項目 / 内容
名前 / 伊東蒼(いとう あおい)
生年月日 / 2005年9月16日(2026年8月時点で20歳)
出身地 / 大阪府大阪市
身長 / 152cm
所属 / ユマニテ(2020年4月〜)

(ユマニテ公式プロフィールほか)

公式プロフィールには本名・血液型・特技・趣味の記載がありません。項目の枠自体はあるものの、伊東さんのページでは空欄になっています。つまり公表しない方針だと考えられます。

デビューは2011年、6歳のときの映画『アントキノイノチ〜プロローグ〜 天国への引越し屋』でした。芸能界に入ったきっかけについては、いくつかの説明がネット上にありますが、本人が語った記録を確認できなかったため、この記事では触れません。

11歳での初受賞から20歳の助演女優賞3冠まで

伊東蒼さんを語るうえで欠かせないのが、受賞歴です。子役時代から現在まで、途切れることなく賞を受けています。

年 / 賞 / 部門 / 受賞作
2017年 / 第31回高崎映画祭 / 最優秀新人女優賞 / 湯を沸かすほどの熱い愛
2018年 / 第72回毎日映画コンクール / スポニチグランプリ新人賞 / 島々清しゃ
2022年 / 第14回TAMA映画賞 / 最優秀新進女優賞 / さがす ほか
2023年 / 第77回毎日映画コンクール / 女優助演賞 / さがす
2023年 / 第32回日本映画批評家大賞 / 新人女優賞(小森和子賞) / さがす
2026年 / 第47回ヨコハマ映画祭 / 助演女優賞(2025年日本映画個人賞) / 今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は
2026年 / 第99回キネマ旬報ベスト・テン / 助演女優賞 / 同上
2026年 / おおさかシネマフェスティバル2026 / 助演女優賞 / 同上
2026年 / 2025年度全国映連賞 / 女優賞 / 同上

最初の受賞は2017年、第31回高崎映画祭の最優秀新人女優賞です。『湯を沸かすほどの熱い愛』での演技が評価されたもので、当時11歳でした。

翌2018年には、第72回毎日映画コンクールでスポニチグランプリ新人賞。受賞作は初主演映画『島々清しゃ』です。

そして2022年から2023年にかけて、映画『さがす』での演技が高く評価されます。第14回TAMA映画賞の最優秀新進女優賞(河合優実さんとの同時受賞)、第77回毎日映画コンクールの女優助演賞、第32回日本映画批評家大賞の新人女優賞と、立て続けの受賞でした。

さらに2025年公開の『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は』では、ヨコハマ映画祭・キネマ旬報ベスト・テン・おおさかシネマフェスティバル・全国映連賞と、助演女優賞を軒並み獲得しています。大阪出身の伊東さんは、おおさかシネマフェスティバルの受賞を受けて、2026年3月8日に大阪で凱旋舞台挨拶も行いました。

2026年2月19日のキネマ旬報ベスト・テン表彰式では、こんな言葉を残しています。

「いろんな皆様が素敵な映画体験をくださったおかげで、私はお芝居に憧れて、映画が好きになりました。私もそういった作品に携われるようにがんばっていきたい」

日本アカデミー賞は受賞していない

受賞歴を並べると気になるのが、日本アカデミー賞の名前がないことです。

実際、伊東蒼さんは日本アカデミー賞を受賞していません。2026年の第49回でも、優秀助演女優賞に選ばれたのは蒼井優さん、高畑充希さん、寺島しのぶさん、森七菜さん、森田望智さんの5名でした。

このことは映画ファンの間でも話題になっており、文春オンラインは2026年3月13日に「『なぜ彼女が日本アカデミー賞にいないの?』疑問噴出した理由とは…」という見出しで、伊東さんの経歴を扱った長文記事を掲載しています。

また、報知映画賞と日刊スポーツ映画大賞については、これまで計4回ノミネートされていますが、いずれも受賞には至っていません。ネット上にはこれらを受賞歴として書いている記事もありますが、所属事務所の公式サイトは【受賞】と【ノミネート】を明確に書き分けています。

ちなみに「第96回キネマ旬報ベスト・テンの新人女優賞を受賞」と書いている記事も見かけますが、これは誤りです。第96回の新人女優賞は嵐莉菜さんで、伊東さんのキネマ旬報ベスト・テン受賞は第99回の助演女優賞のみです。

朝ドラ『ブラッサム』では葉野家の次女・俊子役

2026年秋からの朝ドラで、伊東さんは葉野俊子を演じます。

項目 / 内容
作品 / 連続テレビ小説『ブラッサム』(第115作)
放送 / 2026年9月28日(月)スタート・NHK総合ほか
主演 / 石橋静河(葉野珠 役)
題材 / 作家・宇野千代さんをモデルにした物語
脚本 / 櫻井剛
主題歌 / YOASOBI
伊東蒼の役 / 葉野俊子(主人公・珠の妹/葉野家の次女)

NHKによる役柄紹介は「葉野家の次女。工場勤めで、家計を支える。珠を慕い、その生き方に感化されていく」となっています。

葉野家のきょうだいは4人で、配役は次のとおりです。

役 / 続柄 / 俳優
葉野珠 / 長女(主人公) / 石橋静河
葉野守 / 長男 / 日向亘
葉野俊子 / 次女 / 伊東蒼
葉野英男 / 次男 / 藤原大祐

出演が発表されたのは2026年6月18日。伊東さんにとって朝ドラは、2021年度前期の『おかえりモネ』以来2度目の出演になります。

本人のコメントがこちらです。

「俊子を演じます伊東蒼です。現場見学へ行かせていただいたのですが、石橋さんを中心に温かく柔らかい空気でいっぱいで、この中で紡がれる『ブラッサム』という作品、そしてそこへ参加できることが既に楽しみでワクワクしています。沢山の方に愛していただけるように、そして姉・珠さんの人生のそばに俊子として存在できるように、俊子の人生を愛を持って、大切に演じたいと思います。よろしくお願いします!」

 

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「姉の人生のそばに存在できるように」という言い方が、家計を支える妹という役どころによく合っています。

伊東蒼さんが語る演技観

数々の賞を受けている伊東さんが、演技についてどう考えているのか。本人の言葉を紹介します。

「自分が想像も出来なかった世界で、想像もしなかった人になって、今まで知らなかった気持ちを感じる瞬間が好きなんです」

「役にどんどん近づいて、最後に(役者)本人はゼロになることが役者の仕事」(いずれもBunkamura magazine ONLINE・2025年5月9日)

役者本人がゼロになる。20歳の言葉としては、かなり突き詰めた表現です。

同じインタビューでは、子役時代からの変化についても語っています。当初とは違い、今は「お芝居することが楽しくて、好きだから続けたい!という気持ちに大きく変わった」とのこと。20代への抱負としては、こんな言葉も。

「今までは自分がもらうばかりだったので、少しでも自分が何かを見せられるようになれたら」

「頑固にならず、柔らかくいることを心がけていきたい」

一方で、演技のアプローチについては意外な話もしています。普段は早い段階で「役と仲良くなれる感覚」を得るタイプなのに、舞台『血の婚礼』の花嫁役では違和感が続いたそうです。そこでイメージトレーニングをやめ、稽古場の感覚に素直に従ったところ、役が近づいてきたといいます。

「肩の力を抜いてやってみるスタイルが、私には一番合うようですね」(ENCOUNT・2024年12月5日)

主な出演作

年 / 作品 / 役名
2012年 / 大河ドラマ『平清盛』 / 平盛子
2021年 / 連続テレビ小説『おかえりモネ』 / 石井あかり
2021年 / 土曜ドラマ『ひきこもり先生』 / ―
2021年 / ドラマ10『群青領域』 / 高嶋映里
2023年 / 大河ドラマ『どうする家康』 / 阿月
2023年 / 土曜ドラマ『やさしい猫』 / マヤ
2024年 / 『新宿野戦病院』 / マユ
2024年 / ドラマ10『宙わたる教室』 / 名取佳純
2025年 / 『八月の声を運ぶ男』 / 九野の姉
2025年 / Prime Video『人間標本』 / 一之瀬杏奈
2026年 / ドラマ10『テミスの不確かな法廷』 / 四宮絵里
2026年 / 月9『サバ缶、宇宙へ行く』 / 寺尾瑠夏

映画では『湯を沸かすほどの熱い愛』『島々清しゃ』『空白』『さがす』『恋は光』『世界の終わりから』『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は』などに出演しています。

2026年に入ってからも活動は途切れません。1月1日公開の劇場アニメ『迷宮のしおり』で声優を務め、4月からはフジテレビ月9『サバ缶、宇宙へ行く』に出演。7月3日公開の映画『死ねばいいのに』(原作・京極夏彦、主演・奈緒)にも出ています。

そして2026年8月21日には、本木雅弘さん主演の映画『八月の声を運ぶ男』が全国公開されます。NHKの戦後80年ドラマに未公開シーンを加えた劇場版で、伊東さんは九野の姉役です。

まとめ

伊東蒼さんの出身高校・中学校は公表されていません。事務所の公式プロフィールには学歴の欄がなく、ネット上に流通している校名は、記事によって答えが割れているうえ根拠も示されていませんでした。

一方で、確かなことははっきりしています。11歳で高崎映画祭の最優秀新人女優賞を受け、『さがす』で3つの賞を獲り、20歳の今年は『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は』で助演女優賞を4つ受賞しました。学歴は分からなくても、この歩みが伊東蒼さんという俳優を説明しています。

2026年9月28日からは、朝ドラ『ブラッサム』で葉野家の次女・俊子を演じます。「姉・珠さんの人生のそばに俊子として存在できるように」という言葉どおりの妹が見られそうです。

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